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日本に乗用車は何台あるのか?

フェルミ推定、という言葉をご存知でしょうか?
これは、実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、
いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算することを指します(Wikipediaより)

フェルミ推定や面接試験や思考力の訓練等によく用いられています。
例えば、googleは面接試験として「バスの中にゴルフボールを満杯に詰め込んだらいくつ入るか?」
や「シカゴにピアノの調律士は何人いるか?」等の問題を出している、
ということは有名なのではないでしょうか?

さて、私も過去に一度だけ、とある試験でフェルミ推定に出会ったことがありました。
その問題が、タイトルにもある「日本に乗用車は何台あるのか?」というものでした。

ちなみに先に答えから言うと、平成19年の段階で日本に乗用車は約5785万台存在します。
なお、ここでいう「乗用車」とは普通車に小型車と軽四輪車を加えたものです。

さて、今日の本題に移りましょう。
本日は、どんな統計データを使ってもいいので、日本に存在する乗用車の数を
なるべく正確に推定する
、ということに挑戦してみたいと思います。
言うなれば、正確な統計データを見ながらフェルミ推定を行うとどの程度正解に近づけるのか、
ということですね。言うまでもありませんが、
最初から乗用車の台数の統計データを持ってくるというのは無しです。
あくまで、それ以外のデータから推測するということで。
それではやってみましょう。

まず、日本人の人口は平成19年度の段階で約12771万人です。(日本統計年鑑第2章 "人口・世帯"より)
次に重要になるのが、この中で何人に一人が車を所有しているのか、ということ。
・・・これさえ解れば答えが出てしまいますね。しかし統計データを探してもそれらしいデータがありません。

では世帯数から求める方針に変えてみましょう。
自動車検査登録情報協会の調べによると、平成19年度の段階で自家用乗用車の普及台数は
世帯あたり1.107台とあります。
ちなみにここでいう世帯とは「同じ住居で生活している集団」を指し、家族のことでありません。
例えば、私は一人暮らしをしていますが、これは一世帯としてカウントされます。

このデータと、「日本には何世帯存在するのか」というデータがあればいけるかもしれません。
統計局の調べによると、日本には平成19年度の段階で約4906万世帯が生活を営んでいます。
ちなみに、人口で世帯数を割ると、世帯数あたりの平均人数が出ます。
ちょっと計算してみると、一世帯あたりの平均人数は約2.6人であることがわかりました。
意外と少ないですね。

さて、あとは
世帯あたりの乗用車所有数 * 日本の世帯数
で、日本に存在する乗用車の数の推測が出せそうです。
計算してみると、5430万台という数が出ました。うーん、正解の5785万台と比べると少し誤差がありますね。
この誤差は何から生じているんだろう・・・・使用しているデータが違うのでしょうか?

すこしモヤモヤしますが、今日はこの辺で。

今日の参考になったサイト:
フェルミ推定 - Wikipedia
統計局ホームページ
マイカーの世帯普及台数 - 財団法人 自動車検査登録情報協会


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誤差とはいえ…

面白いですね!
誤差とはいえ、ほとんど自分から見たら、
ピタリ賞あげたいくらいです!
今後は知識だけでなく、思考力、推測力が
ものを言う世の中になっていくということでしょうかv-22
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Dale Carnegie

Author:Dale Carnegie
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